マンション管理組合のための大規模修繕工事ガイドページ


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KSKの概要

理事長あいさつ

理事長 草刈 保廣

カンサイ建装工業株式会社 取締役
日之出塗装工業株式会社 代表取締役会長

  • ●経歴:
    (社)日本塗装工業会元安全副委員長・検定委員
    労働厚生大臣賞受賞
    岸和田商工会議所元常議員
    岸和田だんじり観覧席元実行委員長
    瑞宝双光章受賞
  • ●著書:
    急げ岸和田祝祭都市 めざせ集客都市構想
    ロスの青い空―娘 福子と裁判員制度を考える

 関西分譲住宅仕上業協同組合(KSK)は、マンション管理組合や管理会社、行政当局の御協力により、設立した協同組合です。特に国土交通省近畿地方整備局担当者様には、たいへんお世話になり感謝の念にたえません。

 理事長である私は、塗装業の二代目で45年の営業と現場の叩き上げと自負しています。私の経験の中でいろいろな変遷がありました。近年、社会問題として「フローからストック」の問題が叫ばれるようになりました。特に分譲マンションは、国土交通省でもストック重視の政策が矢継ぎ早になされ、ストックの代表格となっています。このマンション大規模修繕こそ、我々KSKの得意の分野であることは確かです。主に足場、防水、塗装です。

 しかし、マンションの大規模修繕のマーケットは、先駆的に参入していた業者が参入障壁を造り、新規参入がたいへん困難であるという状況下です。また、多くの管理組合の方々の声を聞きますと、いろいろな問題があることに気付きました。技術的な問題や事故、コンプライアンスの問題も多くありました。このような現状を打破するために新たなコンセプトでKSKを立ち上げました。「買手よし、売手よし、世間よし」が市場のあるべき姿です。"オープンブック方式"がその大きな解決策であることに行き着きました。

 オープンブック方式については、国では東日本大震災の復興事業に、また、複数の行政の公共工事に、当然、マンション大規模修繕でも採用されています。KSKでは、どのようなオープンブック方式のあり方がマンションに合うのか、幅広い解釈がある中で、現在、模索し実践している所です。

 KSKでは、大規模修繕の問題は、次の3点に絞りました。
1.職長の見える化
2.雨がかりの工事の問題
3.全ての修繕工事にコンサルタントは必要か?
3つの問題についてはこちら

 全国共通の課題だと思います。KSKは、この全てをクリアしており、管理組合様のお役に立てると信じております。

関西分譲住宅仕上業協同組合
理事長 草刈 保廣